我が家の愛犬、ぽんず(トイプードル2歳)は、アメリカに越してきて2年目に飼い始めました。
ずっと犬を飼いたいと思っていたものの、旅行や転職、そして日本に戻る可能性など、いろいろ考えてしまうとなかなか踏み切れずにいました。周囲(主に上司)の後押しのおかげでとんとん拍子に飼うまでに至ったのですが、あの時背中を押してくれた人たちには本当に感謝です。
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アメリカではペットショップで子犬を販売していない?
アメリカには、子犬を売っているペットショップはほとんどありません。まったくゼロではないと思うのですが、動物愛護の観点から店頭で子犬を販売することは良いことではないと認識されています。アメリカのペットショップというとペット用品を売っているお店が一般的です。そのため、アメリカで犬を飼いたい場合には、大抵は以下の方法で探すことになります。
- シェルターから犬を引き取る
- Adoption イベントに参加する
- ブリーダーから子犬を買う
- 友人から譲ってもらう
1.のシェルターというのは、捨てられた犬などが保護されているいわゆる保健所のような施設です。意識の高いアメリカ人は、ペットはシェルターから引き取るという人が多いです。2.の Adoption イベントもシェルターと似ていますが、NPO や地域コミュニティー、ペットショップ (Petco など) が主催で様々な場所で実施されています。ワクチンの説明会や fund raising なども一緒に行われることが多いです。3.のブリーダーは、飼いたい犬種が決まっている場合には、最適な方法だと思います。私たちも、トイプードルが飼いたい(しかも茶色い子!)と決めていたので、ブリーダーさんからぽんずを 譲っていただきました。ただし、良いブリーダーさんを見つけるのはなかなか一苦労です。4.の友人から譲ってもらうというのは、もし友人のワンちゃんに子犬が産まれて譲ってもらえるとしたらそれ以上いいことはないと思います。母犬や兄弟犬にも会えるし、旅行中などの助け合いなどもできると思います。ただ、当たり前ですが、そんなにタイミングよく友人の犬に子犬が産まれるケースはまれなので、そんな機会に恵まれたら相当ラッキーですね。
ブリーダーの探し方
上でも述べた通り、良いブリーダーを見つけるのはなかなか難しいです。
初めはインターネットなどで検索することになると思うのですが、日本のようにブリーダーが登録されたポータルサイトも発達していないので、良いブリーダーを見分けるのはとても難しいです。
ではみんなどうやって探しているのか?
なんと方法の一つに、街で会ったワンちゃんの飼い主さんに直接どこで買ったか尋ねるというのがあります。日本だとなかなかない、というかできない方法だと思いますが、個人的にはアメリカで犬を探しているなら悪くない方法だと思いました。
実際、ぽんずを連れて散歩をしていると、良く人に話しかけられます。(おかげで英語の世間話の練習になりました。)その際、私もトイプードルを飼いたくて探しているという方に多く話しかけられ、今までで少なくとも5人にはブリーダーの連絡先を教えました。
また、ぽんずを買ったときの「値段」を聞かれることもよくあり、初めはかなりびっくりしたのですが、真剣に検討しているからこそ知りたい情報なのかなと思うようになりました。
アメリカでは、街中であった人のお洋服や持ち物をほめたりして話しかけるので、その延長だからできる探し方だなと思いました。
自分が飼いたい犬のイメージに近い犬を街中で見かけたら、勇気を出して話しかけてみるのも手かもしれません。
ちなみに私は、上司からの紹介でブリーダーを見つけました。上司の ”クオリティ コンシャスなゲイの友人” が最近トイプードルを飼い始め、相当こだわりが強いタイプだから入念に調べたに違いない、絶対間違いない!、と紹介していただきました。いつかトイプードルが飼いたいと言っていたものの、旅行に遊びにいろいろしたいし、今が飼うべきタイミングなのかと考えているの束の間、その場で電話させられました。そしてその週末にはワンちゃんに実際会いに行くことに。ブリーダーさんでの体験は笑いあり涙ありのなかなかのものだったので、その時のエピソードは別の記事で紹介します。
そして、そのブリーダーさんで、見事条件に合う最高の可愛い子犬ちゃんに出会えました♡
日本でもアメリカでもワンちゃんを飼いたいと思っているけど、なかなか決断ができない方がいたら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。犬がいる生活は楽しいですよ♪