「アメリカで仕事を探すにはどうすればいいですか?」と人に聞かれることがあります。
一番簡単な方法は、”人からの紹介”です。当たり前に聞こえるかもしれませんが、意外にもアメリカは、日本以上に仕事探しにコネクションを重視していたりします。
コネクションが大事とはいえ、人から仕事を紹介してもらうには、自分にどんな経験があって何ができるかを伝えられなければ、どんなに人柄がよくても、相手もお仕事を紹介する事ができないかもしれません。そのためには自身のスキルや経験を整理して相手に伝える準備をしておかなければなりません。
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結局のところ、地道に①スキルや経験を磨いて、②コネクションを作る、がいい仕事をゲットする一番の近道です。しかも信頼できる相手からの紹介は、ミスマッチも少ないので、仕事を始めた後も能力を発揮しやすくいいことずくめです。
①のスキルや経験の磨き方に関しては、私の場合は、以下に注力して繰り返し行うようにしました。(これらの各項目については、別の記事で詳しく紹介する予定です。)
- レジェメのブラッシュアップ
- 面接の練習
- LinkedInのアップデート
- 求人・人材派遣会社への登録
- 英語の勉強
社会人経験のある大抵の日本人は、経験やスキル自体はすでに十分な場合が多いと思います。なので、同じ業界の人のレジェメや LinkedIn などを参考にしながら、自分の経験やスキルを整理してまとめ、面接で話せるように準備するだけ OK です。
もちろん、面接は英語になので、英語で準備し、英語で話せるようになる必要はあります。とはいえ、ネイティブでなくてはいけない仕事を除いては、大事なポイントさえ伝われば十分です。英語力よりも、アメリカ式の自己PR をおえていることのほうがはるかに重要だと思います。
②のコネクションづくりに関しては、まずは友人やイベント経由で、自分の希望の業界ですでに働いている日本人の方を紹介してもらうのが良いと思います。私の場合も、日本の会社の元同僚や友人経由で、アメリカで実際に働いている方を何人か紹介していただき、今はその中の一人の方が以前働いていたマーケティングの人材派遣会社経由で、IT企業で仕事をしています。
①と②同時進行で行うとよいのですが、初めのうちは、①により比重を置いたほうがいいと思います。
求人サイトや、人材派遣会社への登録しても、まったく連絡がなく、1年後忘れたころに連絡が来るなんてこともよくあります。その間ただ待っているだけではもったいないので、①の内容ををどんどんブラッシュアップして、②のコネクションづくりのために積極的に人に会うのがよいと思います。場合によっては、学校に通うのも良い手です。学校の中でよいコネクションを見つけられることもあります。
私の場合も、試行錯誤しながら結局のところは、①と②を地道に行うことで今の仕事を見つけることができました。経験もないのにアメリカで仕事を見つけるなんて無理だと思われている方も、あきらめず頑張ってお仕事を探してください。