前日も遅くまで起きてましたが、最終日はせっかくなのでフェバンクスのダウンタウンを散策したいと思い、頑張って早起きしました。アンカレッジ行きのフライトは夕方なので、十分観光の時間はあります。朝食を食べ、ホテルを朝9時頃に出発です。
アラスカ州立大学博物館 (University of Alaska Museum of the North)
散策といっても、外はこの日摂氏マイナス20度以下でした。土地勘が無い所で外に出るのは危険と思い、運転手さんがオススメするアラスカ州立大学博物館でおろしてもらいました。
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博物館では、アラスカ原住民の文化、アラスカの自然、そしてアラスカアートなどが展示されています。私が印象に残ったのは、3万6千年前のバイソンのミイラ展示です。これは1979年に金鉱山者が発見したミイラをアラスカ州立大学に寄付したものだそうです。
その他にも、アラスカがロシア領時代だった時の資料や、ゴールドラッシュ時代とその金加工品の展示(展示数が北米最大数らしいです)。またオーロラについてなどアラスカの歴史や文化を色々な角度から学べる博物館でオススメです。
2時間ほど博物館で過ごした後は、アラスカ州立大学のキャンパスをブラブラしました。大学の施設は新しくとてもキレイでした。それにしても、建物間の移動はこれだけ寒いと大変だと思うのですが、学生さんは平気なのでしょうか?
ランチ - College Town Pizzeria
博物館の受付の人に教えてもらった学生に人気のピザ屋さんを徒歩で目指しました。距離は大学から徒歩にして15分ほどなのですが、摂氏マイナス20度を歩くのは本当に大変です。店に着いた時にはかなりの疲労が蓄積されていたのを覚えてます。
店はよくあるアメリカのピザ屋さんで、大学関係の旗(?)が壁一面に貼られています。この店の特徴は、レンガ釜で焼いた手作りピザで、毎年 #1 Pizza in Fairbanks を受賞しているとアピールしているので、味には自信がありそうです。 私達がこの店に興味を持ったのは、ここで Reindeer Sausage (トナカイのソーセージ)をピザのトッピングに選べると知ったからです。早速お目当のトナカイソーセージ入りピザを注文してみました。
ピザは確かに美味しかったです。アメリカのピザにしては生地が薄めで、クドさもないので沢山食べてしまいました。肝心のトナカイソーセージですが、全然味の特徴がなく、「あれ?こんな感じ?」という感想でした。そこはちょっと残念でした。
食後は近くのカフェに立ち寄ったり、雑貨屋さんを覗いていたら時間切れ。タクシを電話で呼んでフェアバンクス空港に向かいました。アンカレッジと違いフェアバンクスダウンタウンは、そこまで店が密集していないので、冬の徒歩移動は厳しいものがありました。
今度は夏にアラスカに行ってみたいです。全然違う風景がみれると思います。