こんにちは。柚子こしょうです。
現在の私の仕事は、日本での事業の立ち上げにおいて、パートナー企業を通じてのビジネスの拡販の責任を持っています。そのため、商談やイベント、セミナーなどの登壇のために外出することも多いです。その一方で、ビジネスプランやレビュー資料、イベント用のスライドなど、一人で黙々と PC と向き合って仕事をすることも多いです。
私の会社は、日本での事業を立ち上げたばかりなので、オフィスはあるものの、レンタルオフィスで、全員がそのオフィスに常に出社して仕事をすることを想定されたものではありません。想像していたよりは充実した設備だったんですけどね。そのため、家や外出先、時には妻がいるアメリカからリモートワークをすることもあります。そんな今のワークスタイルに関して、良い点と悪い点、メリットに感じていることデメリットに感じていることを紹介したいと思います。
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いつでも仕事ができる
いつでも仕事ができるというのは、人によってはメリットにもデメリットにもなると思います。個人的には、プライベートの用事を済ませつつ、同時に仕事ができる柔軟性があるのでメリットに感じています。
一方で、デメリットとしては、24時間365日いつでも仕事ができる環境なので、朝早くの電話会議や夜遅くまで資料作りといったことが日常的になってしまいまいがちです。自身での自己管理能力は大きく問われると思います。
通勤時間をなくすことで時間を有効活用できる
必要がなければ毎日会社に出社しなくてよいので、通勤時間をその分、仕事はもちろん、プライベートな時間に回すことができます。また、通勤電車など、人が多い場所に行く回数が少ないので、風邪やインフルエンザなど感染のリスクが少なくなります。
逆に、デメリットらしいデメリットは個人的にはあまりないのですが、強いて挙げれば、服装などの身なりに気を使う回数が少なくなるので要注意です。家で仕事していると、一日中部屋着のままなんて事もあります。笑
体調管理しやすい
ちょっと体調が良くない時は、セーブして休養を取ることで、風邪の引き初めの段階で対策が可能です。また、必要がなければわざわざ会社に行かなくていいので、天気の悪い日、暑すぎる日や寒すぎる日に、外出を制限できるので、体調管理しやすいです。ただし、本当に体調が悪くて休んでいる場合でも、緊急案件でスポット対応してしまう場合もあり、逆にゆっくり療養できない時もあります。
計画性・生産性を意識するようになる
毎日同僚や上司と顔を合わせて仕事をするわけではないので、成果や進捗を相手に常に示せるように意識するようになります。どういう計画で目標を達成するか?という事を常に意識することになり、それを念頭に置いて仕事をするので、無駄が減り、生産性が高まります。私がやっていることとしては、四半期ごとの計画を作り、関連する人達に共有しています。また、今週の活動と来週の予定を書いた週報を上司に提出しています。そうすることで、上司に報告するだけでなく、自分がしなければいけない仕事を明確にすることができます。
デメリットというわけではないですが、計画通りにいかなかった場合のすり合わせは難しい点だと思います。想像していなかった事や、突発的な事件が起きた時に対応するスキルも重要でしょうし、それを見越した計画を立てられたらなおよいのかもしれません。
個人的にはメリットが多いと感じている今のワークスタイルですが、計画性や自己管理の重要性は日々感じます。欧米では一般的になりつつあるこういった個人の裁量に任せたワークスタイルは、日本ではまだ定着しておらず実験的導入段階だと思います。ただ、最近ワークスタイル変革という言葉は良く聞くので、皆さんその必要性を感じており、導入には積極的なのかと。あっという間に日本でも浸透するかもしれませんね。